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【トイプードルの健康のために】気をつけたい病気と、毎日の食事でできること

  • はる
  • 7月27日
  • 読了時間: 4分

今回は、トイプードルと暮らすならぜひ知っておきたい病気と、積極的に取り入れたい栄養素をご紹介します。


1. 実はトイプードルは「膝」が弱い犬種。遺伝の影響も大きい

トイプードルで特に多いのが膝蓋骨脱臼(パテラ)です。

膝のお皿(膝蓋骨)が本来の位置から外れてしまう病気で、初期段階では痛みを伴わず、

  • スキップするように歩く

  • 急に後ろ足を浮かせる

  • 抱っこを嫌がる

といった症状が見られます。


実は日本で2,048頭の子犬を調査した研究では、

  • 20.3%がすでにパテラを発症

  • トイプードルは調査犬種の中で最も発症率が高い

  • 重症の兄弟犬がいる場合、発症リスクは16.2倍

という内容が報告されています。

予防のポイントは、膝への負担を減らすこと。ソファからのジャンプは想像以上に膝にダメージを与えます。ステップを設置し、フローリングには滑り止めマットを敷くなど、物理的な環境整備が第一歩です。


2. 3歳で始まることも。歯周病は「口だけの病気」ではありません

トイプードルは歯が密集しているため歯石が付きやすく、歯周病になりやすい犬種です。

イギリスで22,333頭を対象に行われた調査では、トイプードルは雑種犬と比べて約4倍(オッズ比3.97)歯周病になりやすいことが報告されています。


歯周病が怖い理由は、口臭だけではありません。

歯周病菌が血液に入り込むと、

  • 心臓

  • 腎臓

  • 肝臓

など全身へ影響を及ぼす可能性があることが知られています。

予防の要は毎日の歯みがきです。

歯垢は約24〜72時間ほどで歯石へ変化し始めるため、できれば毎日ケアするのが理想です。


3. 涙やけが、厄介な「赤茶色」になるの理由。

トイプードルの飼い主さんを悩ませる「涙やけ」。 ただ涙で濡れているだけなのに、なぜあんなに頑固な赤茶色のシミになってしまうのでしょうか? その正体は、涙に含まれる「ポルフィリン」という成分にあります。 ポルフィリンは鉄分を含む物質で、これが涙と一緒に目の周りの被毛に付着し、空気中の酸素や紫外線に触れることで「酸化」します。 鉄が錆びて赤茶色になるのと同じ仕組みで、毛が変色してしまうのです。

特にトイプードルは目に毛が入りやすく、涙の分泌量が増えがちです。

涙やけを防ぐには、こまめに涙を拭き取り「酸化する時間を与えない」ことが最大の対策。また、腸内環境を整えて老廃物の排出を促すことも、涙の質を改善するために重要視されています。


4. 関節と皮膚を守る最強の盾!「オメガ3脂肪酸」の魔法

パテラや関節炎、そして歯周病や粘膜、皮膚の健康を守るために積極的に取り入れたいのが「オメガ3脂肪酸(EPA・DHA)」です。 オメガ3脂肪酸には、体内で炎症を引き起こす物質(炎症性サイトカイン)の働きを強力に抑え込む「抗炎症作用」があります。 関節の軟骨が破壊されるのを防ぐだけでなく、痛みの軽減にも繋がります。

最新の研究では、関節ケアにおけるオメガ3脂肪酸(EPA+DHA)の推奨目安量は「犬の体重1kgあたり1日70mg」とされています。 これは通常のドッグフードだけでは不足しがちな量です。 効果を実感するまでには4〜8週間ほどの継続が必要なため、良質な魚油ベースのサプリメントなどを毎日欠かさず取り入れることが推奨されています。


5. 軟骨のクッションを再生せよ!「非変性II型コラーゲン」の力

オメガ3脂肪酸と並んで、関節ケアの最前線で注目されている栄養素があります。 それが「非変性II型コラーゲン(UC-II)」と「緑イ貝」です。

一般的なコラーゲンは体内でアミノ酸に分解されてしまいますが、「非変性」のII型コラーゲンは、ほぼそのままの形で腸管の免疫システムに働きかけます。 「自分の軟骨を攻撃しないで!」と免疫系を再教育するような仕組みを持ち、関節の炎症を根本から抑える手助けをしてくれるのです。


また、緑イ貝には天然のグルコサミンやコンドロイチンが豊富に含まれており、すり減った軟骨のクッション性をサポートします。

日々の食事にこれらの成分をプラスすることで、愛犬がシニアになっても軽やかに走れる体を維持しやすくなります。


いかがでしたか?大切な愛犬がいつまでも元気に過ごせるよう、ぜひ参考にしてください。


 
 
 

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